免税だからインボイスは関係ない?!

パンニャン

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今月の目次

免税事業者のインボイスについて

パン屋さん

うちは免税事業者だからインボイスは関係ないんじゃない?

パンニャン

そんなことはありません。
お客様からインボイスを求められたり質問される可能性があるので、最低限の知識は持っておきましょう。

インボイスについてこれだけは知っておこう!

①インボイス制度は消費税に関する制度です

②インボイスとは一定の事項が記載された請求書や領収書のことです
 →パン屋さんならレシートや領収書が該当します

③インボイスはインボイス登録事業者(課税事業者)が発行できます
 →免税事業者でインボイス登録事業者ではない方は、インボイスを発行できません

④インボイス登録事業者(課税事業者)は、インボイスがないと消費税の控除を受けられないことがあります
 →インボイスを求められるのは消費税の税負担を減らすためです

例えばこんなケースが、、、

お客さん

インボイス登録していますか?
インボイスください!
レシート(領収書)にインボイス番号がないんだけど?

こんなときどうすれば、、、?

パンニャン

免税事業者はインボイスを発行できません。
「当店はインボイスの登録をしていないため、インボイスは発行できかねます」
といった感じでご対応ください。

さらにこんなケースも、、、

お客さん

インボイスがないなら消費税分、安くしてくれない?
もしくは返品したいんだけど。

パンニャン

免税事業者でも消費税の請求は問題ないため、値引きに応じる必要はございません。断る際には「うちも厳しくて、、、」など一言添えると良いかもしれません。また、返品にもできるだけ柔軟に対応するとお客様からの印象も良いと思います。

インボイスについて理解して、お客様対応を検討しましょう!

この記事を書いた人

パンニャンこと税理士法人ベイカ・ワンのスタッフです。
少しでもご不安なことがあればお気軽にLINEの経営相談窓口よりご相談ください。

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